DEEP−SKY

ここでは、私が撮影した星の写真の中から、星雲、星団などのディープ・スカイの天体を紹介していきます。写真と解説、姫冶天文クラブ 柘植栄佑



  M27アレイ状星雲

星の終末の姿、惑星状星雲。この星雲の中央にかすかに光る青白い星が、亡骸となった恒星で、周りに飛び散ったガスがエネルギーを受けて輝いている。距離は720光年







 


  さんかく座M33銀河

秋と春の夜空は星の数は少ないものの、望遠鏡ではその向こうに広がる「銀河」の世界が見られる。M33銀河は私たちに比較的近い銀河で、よく晴れた澄んだ空ならば双眼鏡でも見える。距離250万光年、さしわたしは4万光年。
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  M81とM82(右)銀河

北斗七星の近くに位置し、M81は明るさ7等級と銀河の中では明るい上にその美しい渦巻きから人気がある。M82とともに春を代表する天体。距離1400万光年
10cm屈折望遠鏡で撮影、露出25分、ISO1600フィルム






 


  「子持ち銀河」M51

大小の銀河が接近した姿、この銀河の渦巻きは口径10cm程度の望遠鏡でも見えることがある。距離2500万光年







 


  M104ソンブレロ銀河

ソンブレロとは中南米の人々がかぶっている帽子のことで、そのイメージから付けられた愛称。しかしこの帽子のつばの直径は13万光年もある、デカい。
15cm屈折望遠鏡で撮影、露出8分、ISO800フィルム






 


  かみのけ座M100銀河

おとめ座銀河団に所属する渦巻き銀河、デイテールの美しい銀河ではあるが、小さな望遠鏡では捉えるのはなかなか難物。距離5600万光年、
10cm屈折望遠鏡で撮影、露出12分、ISO1600フィルム






 




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